麦ノ助 n o t e s

掃除機です。92年製造三菱TC-F51J、何の変哲もない家庭用掃除機。

おっと、何の変哲もない？
よーく見てくださいヨ。

ボディーに付いたスイッチが見えませんか。
かっちょいいトグルスイッチが。

「先日、朝のおつとめの時にとうとう電源が入らなくなり、力尽きもはやこれまでかと思われたわけですが、しんちゃんが大手術をしてくれて一命を取り留めました。

なんでも体内は満身創痍の状態であったそうです。もともと手元でON/OFFができるようにホースにスイッチがついているのですが、あちこちヘタってきている上、循環器系もうまく機能しなくなっていたため、バイパス手術でボディーに直接スイッチをつけてもらったのです。

手術後はさっそく働きました！年寄りですけど、おかげさんでまだまだやれそうです。」（『掃除機日誌』より）


この掃除機、大阪にでて来たばかりのころに、「家電はでんでんタウンで買わなあかん、とうぜん値切らなあかん、値切らんと買いモンするやつはアホ」と友人たちに吹き込まれた田舎者のわたしが、でんでんタウンでドギマギしながら人生初の根切り交渉にトライして買ったものであります。
ご覧の通り、まだまだ現役続行だそうです。わが家のマシンズ92年組もこのごろは団塊の世代が定年を迎えているように徐々に退役していて、去年は洗濯機が、一ヶ月前にガスコンロ、電気炊飯器は4年前、冷蔵庫は5年前に、それぞれ入れ替わりました。三菱掃除機TC-F51J、頑張ってほしいものです。