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2008.06.18 Wednesday

父の日的なこと

おとうさん

先日の日曜日は父の日だったですね。5月とか6月になるとこんな風(去年の5月)にあちこちのスーパーなんかにお父さんやお母さんの似顔絵が並んでいるのは、そうか母の日・父の日があるからなんだなあ、と今さら思い当たっています。
わたしの実家ではそういう記念日的なものをちゃんとイベント化する習慣がなくて、母の日や父の日も幼稚園や小学校でこんな風な似顔絵や工作なんかをしてプレゼントするほかはなにもしたことがなかったし、家を出て大人になってもずっと母の日も父の日もほとんど意識せずに過ごしていました。
周りの友人たちのようすをみていると、プレゼントを送ったりきちんと祝ったりしている人がたくさんいます。今までウチはそういう方針だからなーって割り切っていたけど、今年はなんだか胸がちくりと痛むような、申し訳ないような気分がちょっぴり芽生えてしまったのでした。困るぜ!こんなとき、ウチはウチ、ヨソはヨソとこだわるのもいいけれど、そうこだわらずにジブンはめてる枷みたいなのを外していくのも悪くないかも、ですね。

「ぼくの・わたしのおとうさん/おかあさん」的な似顔絵や作文って、なかなかやりにくい事情を抱えた子供たちも大勢いるだろうなぁ、と思います。理想を描いてみたり嘘を描いてみたりもするだろうなあ、当然のことながら。だから「子供の絵は無邪気でいい」なんてとても言えないけど、それでも子供たちの絵をみるのは刺激的で楽しいです。

最近(父の日とは関係ないと思う)、猫のチチシロ(父かどうかは不明)がウチの周りをうろちょろしているのだけれど、時々網戸越しにウチの3匹たちとにらめっこしています。いつもはビビリで、玄関の呼び鈴が鳴るだけでもすっとんで逃げ隠れするモナーが、意外にも勇敢にうなり声をあげて向かっていきます。飛びかかろうとするので網戸が破れないか心配です。チチシロの威嚇するときの声はなにか生っぽくて、すこし人間の声みたい。夜の来訪にはどっきりします。

さて父の日ということで(過ぎてるけど)、昨日はHorace Silver のアルバム『Song for My Father』を聴いていました。中でも一曲目のSONG FOR MY FATHERはホレス・シルバーがお父さんに捧げた曲だとか。

Horace Silver - Song for My Father - Song for My Father
SONG FOR MY FATHER/Horace Silver いろんな人が演奏しているけれど、元祖ってことで。

ラテンなノリのお父さんだったんかなあ、、、なんて思うのでした^-^

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