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2008.11.28 Friday

2001年宇宙の旅への旅

SFに対し特に興味もなく大人になってしまったのでしたが、建築設計やってたらSFを観とかないとダメなんだ!と気づかされたのは20代も終わりかけのことでした。SFはこの業界の一般教養だったのです。もちろん大学ではそんなことは教わらなかったですが。
と言ってもビデオレンタルも面倒なわたしのこと、テレビで放送しているのをたまたま見つけたときはスルーしないでなるべく観よう、と改心した程度でテレビ欄をマメにチェックするわけでもなく・・・。

SFを観よう

そんなわけで、SFの古典であり超有名で人気の、だけど恥ずかしながら未だにまともに観たことのなかった『2001年宇宙の旅』を、Gyaoで配信していたので1週間ほど前に観ました。冒頭部分から映像と音楽がずっと続いていて台詞もなく、これなら家事しながらちょいちょいと観れるじゃん、なんて気楽に思っていたらとんでもなかった。1時間経っても2時間経ってもそしてとうとうエンドロールまでよくわからないまま映画は進んでしまったのでした。なんだかキツネにつままれたような...。不完全燃焼のままGyaoに投稿されているレヴューなどに助けを求めましたが、「難解でよくわからないけど☆5つ」みたいな書き込みが多くてみんな分からないんだーと安心したような、でもやっぱり納得いかないような。

さすがにいろんな解説や解釈がインターネットで読めそうなので、もう少し時間のあるときにあちこち探してみたいなあと思います。そしてまたチャンスがあったら今度はがっつり腰を据えて画面に集中しようと思います。

『ディーテイル・ジャパン』という雑誌から建築家と映画の特集みたいなのがたしか最近出ていたはずだと思いだして、注文しました。その中に48人の建築家がそれぞれ10本ずつこれぞという映画をあげるという記事があるはずで、それによると、得票数トップが『ブレードランナー』、2位が『2001年宇宙の旅』なのだそうです。面白そう。早く届かないかな。

*『2001年宇宙の旅』はGyaoで11月末まで配信してます。

☆リンク☆
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Comments

物事は、常に予想より遅く起きる。
つまり、期待は、常に高速で進む。
ジョン・ネスビッツさま、コメントありがとうございます。
つまり、2001年の宇宙の旅は60年代にクラークやキューブリックが予想したほどには進んでなかったし、ブレードランナーで描かれたような2020年の都市や人造人間もしかり、と、そういうことでしょうか。なにぶん理解が浅くて、、、スミマセンです。

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