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2005.09.23 Friday

イタリア・ボローニャ国際絵本原画展



先月、友人から面白かったので是非にとお便りをいただいていた展覧会です。この展覧会、毎年西宮市の大谷記念美術館で開催されているのでちょっと気になっていたのだけど、行くのは初めて。

ちょうど尼崎に行く用事もあったし、久しぶりに阪神電車に乗って出かけました。
じっくりみていたら一日がかりになりそうなほどの内容です。5枚一組の原画がそれこそみっちりと並んでいるのです。絵本の絵ってイラストとも絵画とも違う独特の世界で面白いのですが、ストーリーでがっかりなのも多く「お気に入りの絵本」の門はわりと狭い。ここでは、私はストーリーを空想するのはとっととあきらめて、絵だけ楽しんだ。印刷されたものと違って作家の創意工夫が直に観られるのが面白いところだ。
印象深いのは「赤」の色の持つインパクトでした。それから、ひょっとして、絵本が対象としている子供よりも、実は大人の方がメルヘンに近いところにいるのではないかという気もした。


良く整備された庭園があってエントランスの正面のロビーから庭を眺めるように設計されています。庭は入館料を払わなくても自由に散歩することができます。
ロビーの隅の方から見かけて、もしやあれは!と思っていた緑色の彫刻、あとで見に行ってみたら元永定正の彫刻でした。右のはなんだか関西テレビのマスコットキャラクターに似てる。


大きくなったら塔になるよ!

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