麦ノ助 n o t e s

東大工学部の中庭の銀杏
東京では、今年の春に東京大学を定年退職された難波さんの退職記念祝賀会に出席する。東京大学のキャンパス、ゆっくり散策などしてみたかったけれど、朝大荷物をまとめて軽井沢を出発したわたしたち、宿をお願いしていた妹宅にチェックインしたのがもうぎりぎりの時間でそれどころではなかった。工学部の銀杏がまさに見頃のど真ん中でみごとだった。土曜日なので落ち葉は散り敷いたまま、慌て急いでいる上に久しぶりに履いたパンプスではすべってすべっておっかなびっくりだ。

建築学科の製図室で開催されたパーティは、ゆったりとしたプログラムで、久しぶりに会ったたくさんの知人とゆっくり会話したり、お世話になった方々に挨拶ができた（難波さんとはさすがにゆっくりお話しできなかったけれど）。界工作舎で一緒だったみなさんとは、6年前の仙台旅行以来かと思ったけどあとで考えてみたら3年前の難波さんの還暦のお祝いの席以来だった。そうそうたる建築家の面々がかわるがわるスピーチに立ち、カメラを忘れて大後悔した。ハンドバックに入れて行けるようにコンパクトカメラを用意していたのに！携帯カメラを向けるのは躊躇した・・・。著書2冊をいただいたので丁寧に読みたいとおもう。

翌日は東京の親戚宅を訪問。いとこの結婚式以来すっかりご無沙汰してしまっていたので、6年ぶりか7年ぶりか....。でも会ってみると一気に時間を超えた気がした。みんな変わらなーい♪♪子供が増えて、子供だった従兄弟が青年になっていて、ティーンエイジャーだった従姉妹が立派な社会人になっていたぐらいだ！とか書きだしてみると、わたしもずっと前、かつてはこの輪の中で子供だったが今ではおばさんだからやっぱりいろいろ変わっているかな。桔茶もみんなに歓迎してもらって嬉しい。今年米寿を迎えた祖父も矍鑠（カクシャク）としていてとても嬉しかった。祖父も米寿を記念に20年来の研究成果を分厚い本にまとめて出版したが、こちらも丁寧に読みたいとおもう・・・いずれ・・・。


みんなありがと〜☆

軽井沢でたまたま見かけたテレビ番組で、冷泉明彦さんが『「です・ます」調と「だ・である」調を混ぜた話法には反論しにくい』と話していて、その例として小泉元首相の演説の様子を紹介していた。その話が心に残っていて、小泉演説にはうんざりさせられた印象が強いので、今日は「だ・である」に統一して書いてみた。です。