麦ノ助 n o t e s

黒豆を煮たのが少し冷蔵庫に残っていたので、黒豆パンを焼きました。と言っても黒豆じたいはもうほとんどなくて、煮汁のリサイクルが目的です。なぜなら黒豆と言えばアントシアニン、真っ黒な煮汁はきっとアントシアニンたっぷりに違いないし、目に良さそうだからです。疲れ目とかにいいのかな？正直傷ついた角膜がよくなるかどうかは知りません。
わたしの両目は診察の結果やはり傷だらけと言われました。パソコンの画面はまぶしくてまるで直視できません。うんと目を細めていますがピントもあんまりあわない。ゆうべ車の運転をしたときは対向車のランプがまぶしいやら町の灯りがまぶしいやらで夜なのにサングラスが必要でした。人との会話も、普段どれほど視覚に頼っていることかと思った。相手のちょっとした表情の変化が見えないってなんだか落ち着かないものですね。
煮汁にだってすがりたいわたしです。砂糖は煮汁にすでに含まれているので、パン焼き機の基本レシピの分量よりは減らしましたが、イースト菌がちゃんと活動してくれないと困るので気持ち入れました。桔茶も食べられるようスキムミルクやバターを抜いて、変わりにオリーブオイルを使います。それでもちゃんと膨らんで甘くもならず外はしっかり中はしっとり普通においしく焼き上がりました。わたしとしては豆がもっと残っているうちに作ればよかったと少し残念でしたが、桔茶はとても気に入ったらしくよく食べてくれてます。アントシアニンは独り占めしたいわたしだけど息子にはやっぱりかなわない。