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2005.11.10 Thursday

屋根の葺き替え


奥に見えるのが新たに葺き直した離れの屋根。手前のは以前知り合いの若者に塗ってもらったらしい(この作業は完了しているのかな...?)。

傷みの激しかった離れの屋根と母屋の北側の屋根は、横田銅器さんに新しく葺いてもらいます。
施工方法は、既存のトタン葺きの上から野地板とルーフィングを張り直して、ガルバリウム鋼板の屋根材を葺き直すという方法。野地板が傷んでいるところもあるけれど、取り除かずに90mmの釘で新規の野地板を、既存の野地板の下の垂木まで縫い付けちゃうのだ。
幸か不幸か(?)、屋根裏の通気はばっちりなので、既存の材も水が入らなくなれば乾くことでしょう。

これまでの屋根の状態では、室内の温度の影響を受けて屋根上の雪が溶けて(もちろん屋根裏に断熱材は入れてあるのだけど)、その水が室内の温度の影響を受けない軒の上で凍ってダムをつくるためにスガ漏れがおこっていたというわけなんだけど、今度は通気層のある二重屋根になったので、屋根上の雪も室内温度の影響を受けにくくなったはず。積雪が少し楽しみであります。

腐って落ちていたタイガーボードの軒天も、白色塗装品のガルバリウム鋼板で張り上げてすっきり。

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