●いよいよ手術
ねこたち3匹は避妊手術のため入院です。
ねこなはこの1週間ほど、とても大変で、喉がかれちゃったほどでした。
ねこなの声に誘われて、外には大きな白いオスの猫がうろうろしました。
よく見るとそのオスは、目鼻立ちがしぃちゃんに似ているようにも思えました。
ガラス越しに緊張感たっぷりの対面、彼は父さんだったのでしょうか。
とりあえず、チチシロさんと呼ぶことにしました。
ねこなは狂おしく鳴き、チチシロさんは閉ざされた窓が恨めしい。
しぃとモナは興味津々でチチシロさんから目がはなせない。
「手術が無事に終わって、3匹とも麻酔から覚めましたよ。」
病院からの連絡があるまでの時間はやたらと長く感じられ、そわそわと落ち着かなかった。何をしても気持ちが入らないので、ぼーっとしてすごしました。
約束の時間になって迎えにいきました。診察台の上で、みんなの手術跡を見た時はかなりショックでした。想像していた以上に広い範囲の毛が剃られちゃって、傷のあとも痛々しい。当人たちも相当ショックらしく、ものすごく弱々しく見える。薬や餌のことやいろいろな説明を聞いても、なんだか上の空でした。
家に帰ってから、それぞれの場所で眠ります。まだ麻酔が完全にきれてないので、目もうつろだし鳴き声もたまに弱々しく発するだけ。ケロケロともどしたりもしました。
朝になったら、エサを食べたり水を飲んだりして、トイレに行って、耳のお薬も塗って、いつものようにできるかなって思って寝ることにしたけど、これがなかなか長くて眠れない夜になる。
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