麦ノ助 n o t e s

去年はひとつも実がならなかったのに、今年はこのとおりたくさん採れてしまいました。赤とオレンジのハバネロは鮮やかな色といいサイズといいなかなかかわいらしい。
が、見ためにだまされちゃいけないのは世の常で、これを扱うにはビニル手袋だけは絶対必要と近所の百円ショップへ行って買ってきました。だって、このあいだ帰省する時に実家の母にお土産にもって行こうとハラペーニョを採って酢漬けにしたんだけど、その時のハラペーニョが強烈で、無造作に触っていたわたしの指先は運転中ずっとビリビリビリビリジンジンヒリヒリしてハンドルを握るのもつらいほどだったのだ。
ゴーグルは、、、えっと。ゴーグルまではいらんやろう。いや、それはさすがに大げさすぎるんやないか。

そんでまあ、ハラペーニョの酢漬けがかなり気に入っていることもあって、ハバネロも今回は白ワインビネガーに漬けました。
ハラペーニョはワタも種も一緒に刻んで漬けていますが、ハバネロはどこかのサイトでまれに種に毒があることがあるというのを見ちゃったので、めんどうだけど種とワタを取り除いています。

とくにオレンジの方のハバネロの、ワタをとって水洗いした時が一番強烈でした。水に浸けた直後に辛い空気がたちのぼって、はなたれかけて慌ててビニル手袋を外して、くしゃみ！くしゃみ！くしゃみ！くしゃみをしたあとのひと呼吸がまたくしゃみの元を吸い込んで数えちゃいないけど花粉の季節のウチの父のように連発でした。おそるべし３万スコヴィル！ゴーグルはいらなくてもマスクはした方が良かったかな。
でも味も香りもわりとパプリカに近いです。辛さをのぞけば。

そうして、本場メキシコのハバネロはどんなものかしら、もっとすごいのだろうね、と思いを馳せているのです。



まだプランタには暴君たちが次の収穫を待っております・・・。