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2009.03.04 Wednesday

作詞ブーム

葉牡丹

昔から葉牡丹て好みの範疇にはまったく入らなかったのだけど、最近はけっこうかわいらしいと思えることがあります。わたしの許容範囲・守備範囲が年齢とともに広くなってきているのももちろんそうだけど、種類がすごく増えてますね。枝分かれさせたり茎をだらしなく伸ばしたりしてろくろっ首みたいに仕立ててあるのもなかなかユーモラスで、悪くないと思えます。そういうのを「踊り葉牡丹」って言うんだそうです。巧いこと言う。「ろくろっ首葉牡丹」じゃ園芸植物としての道を踏み外してしまうものな。

巧いこと言う、と言えばですけど、最近NHK趣味悠々の『にっぽん作詞紀行』という番組を観ています。秋元康が講師です。秋元康ってまったく興味なかったけど、やっぱりヒット曲をたくさん書いている人の着眼点や解説だけあってなるほどなあと思います。ちょっとした何か、ありきたりな何かを切り取って言葉だけで多くの人が共感できる表現にもってくあたりは、なるほど「巧いこと言う」です。
ちなみにNHK教育曰くこのごろは中高年のあいだで作詞がブームなんだそうです。個人的に作詞のこと考えることがわりと多い今日この頃だったので、わたしにしては珍しくばっちりブームに乗っています。「中高年の」ですけど。
そうそう詩じゃなくて作詞である以上、曲を書く方の番組もやってほしいものです。


アイロンのみるゆめ7

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