麦ノ助 n o t e s

このあいだ買った鉢植えのスグリを収穫しました。フサスグリはだいたいどこでもあるのに、このオオスグリ（グーズベリー）の苗はなかなか見つかりませんでした。先日、宇治田原のカントリーライフという園芸店ですでに実付きの苗を見つけて買いました。やった☆
収穫した実はちょっぴりですが塩漬けにしてちょこちょこつまんでいます。あっというまになくなるわ、これは。しんちゃん情報によると、梅干しが出来ない北海道ではこのスグリの塩漬けを梅干し代わりにおにぎりに入れてたなんて話もあるとか。
このスグリ、長野ではとてもメジャーであちこちの庭に植わっていたけど、やっぱり寒冷地のものなのだな。来年もちゃんと実ってくれるといいのだけど、京都の夏は亜熱帯クラスだからなあ。

話はかわって、京都は豆腐が名産というだけあって、揚げが美味しいところです。普通にスーパーに売っているものが、それはもうかなりのレベルで美味しい。表面をカリッと焼いて生姜と醤油で一品にしても、みそ汁の具にしても、炒め物や煮物に入れてもしっかりと存在感のある立派な揚げばかりです。大きさも値段もイロイロだけどだけど普通は一袋にたった1枚入っていて、だいたいにおいて一枚とは思えないほどずっしりと重い。
だけどわたしがスーパーでウロウロと探すのは、15センチぐらいの大きさのが4枚入って100円ぐらいのチープでぺらぺらで軽い揚げだったりする。これが、たいていのスーパーには売っていない。というか、京都に来てからたぶん一度も見たことない。わたしが日常的に利用するスーパーは、コスモ、山田屋、平和堂、近鉄MOMO、イトーヨーカドー、フレスコだけど、そのどこにもおいてない。小腹が空いた時にちょっと食べるのにいなり寿司をよく作っておくのですが、そんな自家用の質素ないなり寿司にはあのチープでぺらぺらな安物の揚げさんが必要十分なのですけど。かろうじて「すし揚げ」って小さなサイズのが4枚入ってるのがあるけど、それでさえ立派すぎる。