●美味しい実験
いやあ、なつかしいですな、カルメラ焼き。
と思って買ったんだけど、実際にはほとんど食べたことなかった気がする。
1度か2度はあったかもしれない。
母さんが作ってくれたことがあったような気がする。
初心者には膨らませるのが難しいらしい。
『じゃりン子チエ』に出てくるカルメラ兄弟の弟分がいつも失敗して兄貴に怒られてた。
母さんが挑戦したのも失敗だったような気がする。どうだったっけ?
失敗してたのはシュークリームのシューだったっけ?どっちもだっけ?
久しぶりのカルメラは甘い甘いでした。
こどもの頃からの疑問ですが、カルメラ焼きの”カルメラ”とプリンでおなじみのカラメルソースの"カラメル"は同じ言葉だと思うのだけれど、なんでルとラの文字が入れ違っているんだろう。カラメルソースのカラメルは砂糖を少量の水で溶かして少し焦がしたものだし、焦がさず重曹を加えて膨らましたのがカルメラ焼きだ。ちなみにミルクキャラメルは砂糖と水のカラメルに牛乳やらバターやら生クリームやらの乳製品が加わったやつだ。
カルメラ焼きの作り方をネットで検索していたら、大阪府教育センターのサイトの中の中学理科の指導用資料『カルメ焼きはなぜふくらむか 』というのを見つけました。カルメラ焼きの作り方だけでなく、べっこう飴やらホットケーキやらお好み焼きの文字が目にとまります。要するにふくらし粉としての重曹(炭酸水素ナトリウム)が熱で反応して二酸化炭素が発生するという実験なのだけど、重曹には苦い思い出があるわたしとしては、ぜひぜひお若いうちに実験していただくと良かろうと思いますよ。しかし中学の理科でこんな美味しい実験、いいですねえ。
と書いていてふと思い出したんだけど、小学校の時の理科の先生(授業中女子へのボディータッチが多くてあまり評判の良くない年配の先生だった)が、理科室で飼っていた鮒が死んだ時に備品の実験道具で焼いて振る舞ってくれたっけ。たしか授業中ではなくて掃除当番で理科室の担当だった時だと思う。水槽で飼っていて死んだ鮒ってところがすごくヤナ感じだ。小学生のわたし、「こ、これはすごくビミョーだ!お相伴にあずかるべきか逃げるべきか!?」と思いながらも好奇心に負けて一切れ食べた。美味しかった。美味しかったのがくやしくもあった。アレ、たしか鮒だったよな。金魚じゃなかったよな・・・。
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Comments
私も昔、友達のお父さんにカルメ焼きを作ったわ。
とはいえ、結局膨らまなくてね。苦いべっこうあめになってた。
なつかしいね、と書こうとしたけど、やっぱり私も食べた記憶がほとんどない。
なんでだろ。
ちなみに私はカルメ焼きと呼んでました。カルメラ焼きと言い出したのは『じゃりン子こチエ』から(笑)
Posted by masako at 2009/07/08 12:15 AM
Posted by junya at 2009/07/08 01:29 AM
こんにちは!おお、作ったことありましたか。
中学の実験でやるには難易度高そうだよね、、
「カルメ焼き」のほうがメジャーみたいですね。今回買ったやつのパッケージも、上でリンクした本と中学の教材もそうなってた。わたしは『じゃりン子チエ』で初めて知ったので「カルメラ」って言ってしまうわ〜。
☆junya君
そっか!イワナだったか!!どうりで美味しかったわけだ。
あの塩加減は、実験用の塩化ナトリウムだったかしらねえ?
って、junya氏!?あのjunya氏ですか?わあ、ビックリー!ようこそようこそ♪ひさしぶりだね〜
Posted by 麦 at 2009/07/08 11:17 AM