麦ノ助 n o t e s

土曜日のことです。
台風が来ていて、京都ではそれほど激しくもなく雨が降り続いていましたが、夕方あたりに雲がさーっと流れていって、買い物に出かけた駐車場から出口に向かうとき、大きな虹が見えました。ずっと見ているとどんどん鮮やかになって、それからきれいに半円を描いて地面から地面まできちっと繋がって見えました。
色の数は数えてみると6色に見えたけど、大まかに4色と言ってもいい感じもするなあ、とどこだった他所の国では4色っていうのが一般的だとかって聞いたこともあるような気がするのでみょうに納得したのですが、4色の色と色のちょうど間のあたりのグラデーションも数えるとやっぱり7色ってことになるのか、とこれまた納得したのでした。でも、紫と青のあいだのあたりとかは数えたものかどうかちょっと微妙だな。
ま、4色だろうが6色だろうが7色だろうがどれでもいいけどね。

さて、すこしだけ前の日記のつづきです。
「北欧モダン展」の図録を買ったのですが、使いにくいったらありゃしません。なにしろデザイン過剰で、文字情報が読みにくい。写真がこり過ぎていて雰囲気・演出に偏り過ぎていて、アイテムの全体像が見えない。レイアウトも悪い。そんなわけで残念です。展示の方は悪くなかったんだがなあ。
でも古い資料からの写真が多用してあるのは興味深くて面白いです。特に、ポール・ヘニングセンのランプが照らし出すボクシングのリングや屋内テニスコートの写真には思わず笑いました。そっか、そういう「道具」なのだよねこれも、と思いました。


東の空に虹をみたあと、西の空。満足じゃー。