●Rokoko-Jazz
EUGEN CICERO, 1965年
ルーマニアのピアニスト、オイゲン・キケロが24歳のときに録音したデビュー作。
クラシック曲、特にバッハのジャズ化で有名な人と言えば、やはりジャック・ルーシェで、オイゲン・キケロの紹介では必ず彼の名が引き合いに出されんだけど、ジャック・ルーシェの紹介にオイゲン・キケロが登場してるのは見かけないー。
めちゃめちゃ元気のよいピアノです。元気過ぎて踏み外しぎみな。
学生時代に、建築史の先生(Prof.F)のご自宅を訪問した際にこのLPを見つけてちょっと嬉しかったのだけど、先生の評価をうかがうと「ひどすぎる。駄作以外のなにものでもない!」と一刀両断だった。
これは想像で思うのだけど、建築家のあいだでは、バッハと言えば緻密で繊細なグレン・グールドのゴールドベルク変奏曲が人気が高いので、やっぱりオイゲン・キケロの踏み外すほどがさつなバッハは認められないのかもしれない。
このアルバムにはバッハ父子のほか、スカルラッティ、クープラン、モーツァルトの曲がそれぞれ一曲ずつおさめられている。
『バッハのソフトリー・サンライズ』は、スタンダードナンバーの『朝日のごとくさわやかに(Softly, As In A Morning Sunrise)』をバッハ風にアレンジしてジャズ化、と説明するとなんだか回りくどい曲なのだけど、曲タイトルは『BACH'S SOFTLY SUNRISE』わりと投げやり。
ルーマニアのピアニスト、オイゲン・キケロが24歳のときに録音したデビュー作。
クラシック曲、特にバッハのジャズ化で有名な人と言えば、やはりジャック・ルーシェで、オイゲン・キケロの紹介では必ず彼の名が引き合いに出されんだけど、ジャック・ルーシェの紹介にオイゲン・キケロが登場してるのは見かけないー。
めちゃめちゃ元気のよいピアノです。元気過ぎて踏み外しぎみな。
学生時代に、建築史の先生(Prof.F)のご自宅を訪問した際にこのLPを見つけてちょっと嬉しかったのだけど、先生の評価をうかがうと「ひどすぎる。駄作以外のなにものでもない!」と一刀両断だった。
これは想像で思うのだけど、建築家のあいだでは、バッハと言えば緻密で繊細なグレン・グールドのゴールドベルク変奏曲が人気が高いので、やっぱりオイゲン・キケロの踏み外すほどがさつなバッハは認められないのかもしれない。
このアルバムにはバッハ父子のほか、スカルラッティ、クープラン、モーツァルトの曲がそれぞれ一曲ずつおさめられている。
『バッハのソフトリー・サンライズ』は、スタンダードナンバーの『朝日のごとくさわやかに(Softly, As In A Morning Sunrise)』をバッハ風にアレンジしてジャズ化、と説明するとなんだか回りくどい曲なのだけど、曲タイトルは『BACH'S SOFTLY SUNRISE』わりと投げやり。
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01. ソルフェジオ・ハ短調(Carl Phillipp/Emanuel Bach)
02. スカルラッティのソナタ・ハ長調(Domenico Scarlatti)
03. クラヴサン曲集から小さな一生(Francois Couperin)
04. バッハのソフトリー・サンライズ(Eugen Cicero)
05. 幻想曲・ニ短調(Wolfgang Amadeus Mozart)
06. 神よ、あわれみたまえ<マタイ受難曲より>(Johann Sebastian Bach)
Eugen Cicero : piano
Peter Witte : bass
Charly Antolini : drums
01. ソルフェジオ・ハ短調(Carl Phillipp/Emanuel Bach)
02. スカルラッティのソナタ・ハ長調(Domenico Scarlatti)
03. クラヴサン曲集から小さな一生(Francois Couperin)
04. バッハのソフトリー・サンライズ(Eugen Cicero)
05. 幻想曲・ニ短調(Wolfgang Amadeus Mozart)
06. 神よ、あわれみたまえ<マタイ受難曲より>(Johann Sebastian Bach)
Eugen Cicero : piano
Peter Witte : bass
Charly Antolini : drums
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