寺山麦(てらやまむぎ)

本名は土屋(つちや)麦。寺山は旧姓です。
出身は長野県軽井沢町、学生時代から長らく大阪府堺市や大阪市で過ごし、現在は京都府宇治市を拠点に活動しています。
大阪市立大学大学院にて都市計画を専攻したのち、難波和彦+界工作舎にて箱の家シリーズの設計監理に従事しました。

2019年の末、あじろぎ横丁内に転居しました。1983年竣工のコーポラティブ方式にて建設された住宅地です。自宅の1室を事務所とし、2人の男の子の育児をしつつ、暮らしやすい住宅、家事や育児を効率よく楽しくしてくれる容れ物としての住宅について考えています。また、子どもが自立したり、退職を迎えるなどの時系列の中で、住居がどのように形と役割を変えながら家族を支えていくのか、そのときに設計者が提案できることは何かを考えつつ手を動かしています。

住宅設計においては、家事労働、家族の動線や収納量に留意した機能的なプランであることを徹底させるとともに、家族の成長とともに変容するフレキシビリティがあること、断熱・気密等の性能を確保し快適でランニングコストとイニシャルコストのバランスの取れた計画であることを心掛けています。

2018年より、水蓄熱材であるアクアレイヤーの代理店として、建築の温熱環境をトータルで見たアクアレイヤーシステムのご提案と施工を行なっています。

(その他)
趣味は、カメラとか音楽とか手芸、木工作と言いたいところだけれど、カメラはお手軽なiPhoneでほぼすませてしまっているし、ピアノはたまに触る程度。バンドで使っていたシンセサイザーもヤフオクで売ってしまいました。10年続けていたプライベートのブログも終了して、今はInstagramに日々の様子をアップしています。Facebookも友人との交流に活用しています。

将来は、スタッフと家族が程よく距離を取りつつ空間を共有する家内制手工業のような事務所を作っていきたいです。

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