金曜日の夜はだいたいいつも決まってパスタ。子どもたちは夫の作るペペロンチーノが大好きだ。たまにわたしがのこのこと出て行ってトマトソースのパスタなどを作ってもだいたいブーイング。「生のトマトは好きなんだけど加熱したトマトの味はあんまり好みじゃないんだよ」と、なかなか生意気なことを言う。好き嫌いがあるのは一向に構わないけど、文句は言わずに食べるもんでしょとここぞとばかりに説教することになるのだけれど。けれどもやっぱり家族の食卓は楽しいほうがいいので、大抵は夫がペペロンチーノをその日その日の食材で工夫して作ってくれている。

このごろは、長男も一緒に台所に立って手順を教えてもらいながら手伝ってくれることが多くなった。いつもじゃなく、パスタのときだけなのだけど。だんだんとコツを掴んできたようで、先週の金曜日はほとんど全行程を長男が一人で作ってくれたのだった。夫がサポートしたのは、吊り戸棚の高いところにあるものを取り出したり、大鍋のパスタをザルに茹でこぼすときぐらいだったそうだ。
この日はちょうど鷹の爪を切らしてしまっていたので、長男は冷蔵庫を物色して思案の結果、キムチを使って作ってくれたのだった。そんな工夫ができるようことにも驚き。超おいしいキムチのペペロンチーノでありました。