「法華寺の家」竣工

奈良市「法華寺の家」が竣工し、引渡しを迎えました。
クライアントのご一家には、一年前、土地探しと平行して和歌山県の「箱の家-95(難波和彦+界工作舎)」を見ていただき、吹抜けを介した一室空間を大変気に入っていただいていました。
当初は3人家族だったクライアントのご一家には、今年の夏に新たに赤ちゃんが加わりました。そういえば、見学させていただいた和歌山の「箱の家−95」の計画でも建築工事中に新しい家族の誕生という出来事があったのを思い出しました。
「箱の家」同様、このお宅も子供にとっては走り回って遊ぶにはもってこい、そしてご夫妻にとっては子供の活動に目が届きやすい空間です。そしてこれからどんどん成長していく子供たちへの対応、将来はご夫妻の親世帯との同居の可能性も視野に入れたフレキシブルな空間づくりをクライアントご夫妻と一緒に熟慮しました。