土曜日は保育所の参観。長男に、「1)お父さんとお母さんと一緒に保育所の参観に行く、2)お父さんと一緒に留守番する、3)一人で留守番する、の3つの選択肢がある。どうする?」と聞くと、「お父さんと留守番」を希望する。珍しく金曜日のうちに宿題を済ませることができたので、お父さんとゲームでもと思ったよう。お父さんと何かをするのが楽しい年頃である。でも「一人で留守番」を選ぶようになるのもきっとそう遠くないのだろう。次男と保育所に登園、それぞれのクラスルームにて、元気な歌で始まり、紙工作、そして給食を食べ終わるまでの参観。登園途中で捕まえたテントウムシを手のひらに握りしめたままハサミやノリを使おうと頑張る次男が可笑しくて、いっそそのまま見ておこうかなと思ったけれどやはり途中で声をかけて引き受けることに。ティッシュにテントウムシをそっと包んでカバンに入れておく。長男のころから数えたらもう8年間通っている保育所なので、親の方はさすがにどんな様子かはわかっているが、小さい頃からずっと一緒の子たちもいるので彼・彼女たちの成長を見る楽しい時間です。参観が終わると、次男はまたテントウムシを握りしめて帰宅。
日曜日の午前中は解体工事中のN邸の現場へ。すでに中島さんがいる。すぐに構造家の香美さん、大瀧さんも到着し、現況の軸組の様子を確認しながら耐震計画の方針を検討する。一時は京町家の伝統構法での改修案も浮上したけれど、すでに改修を何度か重ねてきている建物で一部RC基礎もあるので、やはり在来工法での改修に落ち着いた。打合せ中、通りから賑やかな音が聞こえてきたので野次馬に出ると、下御霊神社のお祭り巡行が通り過ぎていった。子どもたちに、「お母さんが日曜日に仕事に行くといいこともある」と思ってもらいたくて、駅構内でわらび餅とお団子を買って帰る。息子たちはあんこ派とみたらし派で好みが分かれる面倒くさい兄弟なんだけど、ふたりとも好きなのがきな粉(ありがとう、きな粉)。行き帰り、去年の12月に難波さんからいただいた『メタル建築史〜もうひとつの近代建築史』をようやく読了。巻末の補論1〜3が特に面白くてわくわくしながら読む。「補論1アルミニウム建築-もうひとつのメタル建築」では、界工作舎在籍時に基本設計の一部や確認申請手続の業務で携わったアルミニウム構造の「箱の家083」にももちろん触れられている。これは通常の確認申請手続によって実現した初のアルミニウム構造の住宅なのだけれど、当時はただ目の前のことに必死すぎて、そのことを俯瞰して意識することはできなかった。手元に残る確認申請時のファイル(他の案件よりも少し分厚い)を今見返したらもう少し何か学べるかしら。