先日ご近所さんから庭で実ったむべを分けてくださった。
むべって聞いてまず思い出すのは百人一首にある「むべ山風を嵐と言ふらむ」のむべ。「むべなる」は「なるほど、確かに、もっともだ」といった意味だけれど、この言葉から付けられた名だとか。アケビと同じ仲間でとてもよく似ているけれど、皮は熟しても割れず、果肉も透明感のあるゼリー状で甘くて美味しかった。なによりの違いは種の立派さ!真っ黒で硬くてアケビの種よりずっとごつい。口に含んでもぐもぐして種をより分けるのは顎まわりのいいトレーニングになりそう。あと、飾りっておきたいぐらいきれい。

今週は約1年ぶりの工務店さんとの現場がスタートした。春に一緒に現場を見てもらった時は、お風呂とトイレの交換が主であと少しクロスや塗装の補修があるかなという計画だったのが打合せを重ねるうちに徐々に膨らんで、住みながら工事をするにしては若干規模が大きくなった。築50年近いマンションである。色々と手を加えたいところはあるが、20年ほど前に手を入れた部分もあり取り合いには苦心する。ずっとこれという色が見つからなかったタイルカーペットが保留になったままだったが、工事が始まってから見つけたサンゲツの新製品でようやくぴんと来る色に出会えた。
解体初日は、既存の直貼りフローリングの下地が、想定外にモルタル嵩上げ+合板敷き+こてこてボンドになっていて時間も人手もかかったとのことだった。直貼りフロアを合板から引き剥がすのに、ほとんど丸一日かかって、しかも音の出る作業になってしまったが、打合せに行くと丁寧に施工してもらったのがわかる状態になっていた。
今回の工事は全体を2つのブロックに分けて工程を組んでいる。東側にある2つの洋室がまず最初で、その後にリビングとダイニングキッチン。後半の中間ぐらいに、浴室トイレ洗面の水回り3点セットを一気に入れ替えていく。住みながらの工事なので、お風呂やトイレを使えない期間をなるべく短くする必要があるのだ。