【業務日誌】アクアレイヤー工事@名古屋 第1期工事完了

先週は水曜日の早朝から名古屋へ向かった工事チームが土曜日の夜に帰還した。トラブルもなく、工程通りの進捗である。
今回はRC造の住宅で、ヒーター熱源+水蓄熱(+コンクリート蓄熱)による床暖房。彦根建築設計事務所さんの現場である。

遠方の工事出張中のワンオペ家事育児+通常業務も、子どもたちが成長するに連れてずいぶん楽になってきたような気がするが、そうは言っても今年借りてみた菜園などは全く手がまわらずじまいで、日曜日に久しぶりに行ってみたら雑草茂り放題でうちの区画の悪目立ちっぷりに苦笑するしかなかった。家の中ですら最低限の食事・洗濯・風呂が限界で掃除・片付けはほとんど放棄しているわたしの手持ちの1日24時間から、畑は完全に排除されてしまっていた。

そんなあいだにもキュウリが2本食べごろに育っている。

ほぼ設計内容が固まったものの金額のすり合わせで詰めの調整が進行中の京都市北区の木造3階建リノベーション工事計画は、先々週のご自宅訪問に続きコストダウンの打合せを持つ。見積書と図面をにらめっこしながら、コストダウン案を検討したり試算していく。
この過程は苦しかったりもするけれど、最初は思いつかなかったようなアイデアが飛び出したり、よくよく考えてみたら不要かも、過剰かも、ということに気づけるチャンスでもある。

相ミツをとって少しでも安く(これ本当は「できる限り適正な価格帯で」と言いたい)ということと同じように、この過程が大事だと思う。
計画中についつい、あれもこれも、ついでだから、せっかくだから、と膨らんでしまったものを、いったん全部風呂敷に広げて眺めて見て、本当に必要なもの、大好きなもの、今じゃなければダメなもの、後でも良いけれどいずれ必要なもの、もしかしたらずっといらないかもしれないもの、初期コストは大きいけれど長い目で見たら有利なもの、いろんな視点で総ざらいする。しかも、かなりの集中力で。

その打合せの夜、へとへとになって帰宅したら、臨時の土曜日登校で昼に帰宅していた子どもたちはわざわざ用意しておいたお昼ごはんには見向きもせずに遊んでいたらしい。
「ただいま〜遅くなってごめんねー」
と帰宅すると、
「おかえり〜おなかすいたから今納豆ごはん食べたよ〜」
ですって、え、それお昼ごはんなの。もう夜の7時なんだけど!